牛舎別使用事例

フリーストール牛舎の事例

(株)阿部牧場 阿部 秀章様

VSバイオをご使用するキッカケは?

以前から微生物資材を使用していましたが、代理店からの紹介がありVSバイオを試してみようと思いました。
VSバイオは菌の内容も表示してあり、安心して使用できると考え切り替えることにしました。
使用を開始して6年になります。

戻し堆肥づくり:VSバイオと米糠を混合し放線菌の豊富な敷料に仕上げる。

ご使用したメリットは?

まず堆肥の発酵が早くなったと思います。1カ月程で戻し堆肥にして敷料として使用しています。
乳房炎に関しては梅雨時にはポツポツと出ますが、年間を通すと治療で治るレベルになり、
廃用する牛が居なくなりました。
牛群検定の全頭検査では体細胞数も10万台です。
作業的にも形状がバーミキュライトなので撒きやすいと感じています。

切り返しを4回行い、5回目にオガクズで水分調整、計8回の切り返しを行っている。

ご使用していない方へのメッセージは?

戻し堆肥づくりに関しては、頭数にあった堆肥施設がないと難しいと思います。
試行錯誤して今の形をつくりましたが、VSバイオを使用する事で廃用牛が出なく
なる等のメリットがあるので、堆肥施設の環境を整備できる方にはお勧めします。

繋ぎ牛舎でもオガクズ等と混ぜて使用することで効果が期待できると思います。

手作りの牛舎。柱も山から切り出して皮をむいてあります。 分娩後から種付けまでの期間はバーンで過ごし、足の悪い牛もここで過ごします。バーンへVSバイオを直接散布して撹拌。

清潔に管理されているフリーストール牛舎。 戻し堆肥でベッドメイキングされており牛もよく寝ています。

今後の課題と展望について教えてください。

平成8年に木造の牛舎を建設しましたが、資金的なこともあり、仲間の協力を得て3年かけて
自力で建てました。当時は後継のことは考えずに私たちの世代で終わっても良いかと考えていましたが、
幸い息子が入ってくれたので、その後に増設し拡大しました。

経営に関しては牛舎に合った頭数の管理が大切だと考えています。
家族経営なので各自の負担もありますし、将来的に拡大するならば牛舎の増設や従業員の
採用が必要になると考えています。
私自身はあと10年と考え、しっかりとした継承ができるように取り組んでいきます。

(株)阿部牧場
飼養頭数80頭
所在地 群馬県吾妻郡高山村大字中山1310

関連記事

  1. 子牛の事例

  2. コンポストバーンの事例

  3. 繁殖和牛の事例

  4. フリーバーン牛舎の事例

  5. 繋ぎ牛舎の事例

  6. バイオベッドの事例

PAGE TOP