温室メロンの連用試験

 
使用事例
 
 

温室内部

発根状態

左から対象区、20%区、40%区、60%区

 
 
試験趣旨

■メロン隔離ベット栽培の場合、蒸気による消毒が行われていますが、消毒後の病原菌の飛び込み予防としてVS34が古くから使用されています。
VS34を長期間使用した場合、そのキャリアであるバーミキュライトが蓄積しますが、メロン栽培への影響を確認するための試験を実施しました。

使用製品 VS34
試験方法

■プランターを使用し、鉢土容量に対してVS34を20%・40%・60%(注)とそれぞれ施用して通常の管理を行ないました。肥培
管理はクラウンメロン生産者に依頼。調査は豊田肥料植物科学研究所が実施しました。
 (注)この割合は、通常の施用量の数十年分に当ります。通常は隔離ベッド一通り当り3㎏の施用です。

対象区 20%区 40%区 60%区
果実重量 1.33 ㎏ 1.49 ㎏ 1.51 ㎏ 1.34 kg
糖度 13.7 14.0 14.3 13.9
根重量 46.8 g 71.3 g 47.9 g 75.3 g
茎葉重量 760 g 840 g 820 g 850 g

■試験の結果、すべての項目において、VS添加区の数値が対象区を上回りました。このことからも、バーミキュライトの蓄積による問題は起こらないことが予想されるとともに、有効菌とバーミキュライトの効果も確認されました。

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