牛舎別使用事例

バイオベッドの事例

微生物の働きを理解して使いこなす

群馬県伊勢崎市で酪農業を営むY牧場さんは、平成22年にフリーバーン牛舎を建設し親子5人で経営を行っています。

当初から特約店であるトリニテイアグリ株式会社の勧めでVSバイオを導入しコンポストバーン形式での管理を行っています。
8年が経過し9年目に入りますが、牛糞の持ち出しはありません。(通路の除糞のみ)

敷料として最初に投入した戻し堆肥の高さは50㎝ほど。8年経った現在でも牛床の高さは変わりません。

牛床の管理は、朝夕二回の搾乳時にトラクターで攪拌して好気的な環境を作っています。
現在、VSバイオと米糠は3日に一度の間隔で散布しています。

水分はやや多い牛床ですが、分析機関による検査結果では、大腸菌数は数1000個と低い数値で、体細胞数も10~20万個程度です。
逆に放線菌は数100万個と高く、このことが大腸菌群の増殖を抑えていると考えられます。


牛の五感の中で最も敏感なのは嗅覚です。アンモニア臭が高いと牛が呼吸しづらく免疫力が下がります。
同牧場での臭気は牧草の香りはするもののアンモニア臭はあまり感じず牛のストレス軽減になっていると思われます。

同牧場でのVSバイオ使用法に関してのポイントは米糠との同時散布です。
VSバイオと米糠を3日ほど寝かせて、微生物を発芽させた状態で使用することで効果を高めています。

微生物の働きを理解し使いこなすことで同牧場の牛舎の衛生管理につなげています。

群馬県伊勢崎市

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