牛舎別使用事例

繋ぎ牛舎の事例

(株)加茂牧場    加茂 太郎様

VSバイオをご使用するキッカケは?

都市近郊の立地であり、近隣に住宅もあるので臭気には気を使ってきました。市街地の牧場では圃場も少ないので、
できるだけ早く堆肥の発酵促進を行って臭いの少ない状態で処理することが必要だと考えていました。

大腸菌性の乳房炎で年に数頭の牛が重症化していて、そのことでとても悩んでいました。(奥様の治美さん)
そんな時に代理店からVSバイオを紹介されて使用する事になりました。
使い始めて4年になります。

                     

ご使用したメリットは?

臭気は満足できるレベルになっていると思います。
乳房炎に関しては大腸菌性で重症化する牛が居なくなりました。

使用方法は、VSバイオ12ℓと米糠を混ぜてバケツで半日寝かせたものを、
モミガラとコーヒー粕と一緒に敷料として散布しています。

これを朝夕2回行っています。VSバイオと米糠を混ぜておくと温かくなり、
微生物が動いているのを感じます。

手前がVSバイオ入りの敷料

ご使用されていない方へのメッセージは?

内服薬ではないので即効的な効果は求めずに3ヶ月は続けて使用するように勧めます。
それだけの価値はあると思います。
良い菌を増やして牛舎の微生物相を改善することが衛生管理につながると考えています。

酪農教育ファームの認証牧場であり、当日も小学校へ授業へ行くとのことでした。

今後の課題と展望について教えてください。

現在、スタッフも増えており今後も採用していくつもりです。
酪農を始めたい若手が多いので、第二、第三牧場を開いて彼らに経営していってほしいと考えています。

地域では廃業する酪農家も多いので、牧場を借り受けていく計画を持っています。すでにそのための折衝を行政とも行っています。

廃業した牧場に居抜きで入る場合は急な話が多くて、その時までに経営できる人材を育てていきたいと
考えています。これだけ人が足りないと言われている世の中で、酪農をやりたいという若い子が結構な数いる
ので、そういう彼らをこの業界に残してやりたいと思っています。

地域の酪農力を落とさないことが、結局自分たちのプラスになっていくと信じています。

(株)加茂牧場
飼養頭数   150頭:経産牛80頭
所在地    千葉県八千代市米本1771
従業員数        5名(取材当時)

 

 

 

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