牛舎別使用事例

子牛の事例

(有)小田切牧場 岡本場長

VSバイオをご使用するキッカケは?

 早期離乳でボックスへ入れるので、アンモニアからの肺炎が多くて困っていました。
当時は事故も多く、下痢で体力の落ちた子牛の肺炎も問題でした。
いろいろと対策を考えている頃に、販売店からの紹介がありアンモニア吸着を目的として平成26年から使用を開始しました。

ご使用したメリットは?

最も効果を確認できたのは皮膚病(*皮膚真菌症)が全く出なくなったことです。
放線菌による静菌作用だと考えています。
その他には冬場の保温効果が高いので下痢が減りました。従来は電気マットや毛布を掛けたりしていましたが、現在は必要ありません。
*皮膚真菌症(カビの一種のトリコフィトンという菌が皮膚に付着して起こる感染症で、灰褐色の円形の痒感を伴う痂皮を形成し脱毛する。)

VSバイオは敷料と一緒に床へ散布しています。子牛も快適そうでした。

ご使用していない方へのメッセージは?

牛舎の臭気が減るので民家が近い牧場に有効だと思います。
アンモニアが減ることで子牛のストレス改善にもなります。
当社の牧場へ視察に来る同業の方は、臭気とハエが少ないことに驚かれます。

綺麗に清掃管理されており牛にとって快適な環境です。

今後の課題と展望について教えてください。

素牛の導入産地にもよりますが、コクシジウムが多い時があり、VSバイオの戻し堆肥を利用した対策を進めていきたいです。
現在、当牧場では年間50頭ほどの子牛の繁殖をしていますが、自家産をもう少し増やしていきたいと考えています。

放線菌密度の高い戻し堆肥

小田切牧場
長野県中野市大字中野21
経営頭数900頭(2013年8月現在)  
中野牧場:  肥育牛350頭(黒毛和牛230頭 F1交雑種120頭)  
東御牧場:  肥育牛500頭(黒毛和牛320頭 F1交雑種180頭
http://odagirifarm.com/




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