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VS34 による乳房炎対策が群馬県内の酪農現場で評判に

群馬県内酪農現場で 『VS34』 を利用した乳房炎対策が評判を呼んでいます。乳房炎に限らず、家畜健康管理の要はその足元衛生管理、つまり微生物性管理にほかなりません。ここで乳房炎対策における 『VS34』 利用法を紹介します。

農林水産省統計によると、近年、牛飼養戸 数緩やかに減少を続けている。更に1戸当たり飼養頭数が増えていることで、1頭あたりに掛けられる労働時間減少し、家畜生産病リスクはおずから高まっていると考えられる。

なかでも、酪農現場で最大問題となっているのが乳房炎で、罹りやすく治りにくいために生産者を悩ませる。その遠因は飼育環境、飼養管理など様々だが、直接的な原因は病原性微生物だ。対策として抗生物質などが用いられるが、薬剤耐性菌存在が悩みの種となっている。

その乳房炎の対策として、『VS34』を牛床に散布することを薦めている。『VS34』は放線菌を主体とした各種微生物をバーミキュライトに培養した土壌改良材であり、これを定期的に散布することで、この微生物たちが敷料中の微生物性を“管理”してくれる。

 

乳房炎に限らず家畜生産病対策の要は敷料中の“微生物性の管理”である。戻し堆肥の床への利用によって乳房炎が軽減されるという事実は、堆肥中の微生物群が乳房炎原因菌の増殖を抑えると言うがそ仕組みだ。

同様の理屈から、『VS34』の微生物が敷料中の病原性微生物の増殖を抑え、罹病リスクそのものを無くしていく。

一方で乳房炎原因菌を減らすために石灰を使用する方法もあるが、原因菌を絶滅させることは難しい。重要なのは原因菌増殖を抑える拮抗微生物活性であり、その数である。

伊勢崎市のある牧場で、『VS34』を使ったこの対策に取り組んでから4年が経過したが、以来、乳房炎は問題になっていない。床の入れ替えが無いままでも大腸菌密度の低下がみられ、その効果が数値でも確認できている。

また『VS34』の効果として乳房炎への対策以外にも、床での糞尿発酵促進や牛舎内の臭気の軽減、ハエの減少も認められ、酪農環境全体の改善につながっている。

なお、『VS34』の 使用法は以下の通り。

牛床への散布
・初回に1㎏ / 坪 散布し撹拌。
・以降は1日に1度、
100g / 坪 を散布して撹拌。
戻し堆肥への使用
・牛糞1㎥に10㎏(1袋)を混合。

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